創立100年を迎える化学メーカー「新日本理化」は、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に水素の研究拠点を約30億円を投じて地上3階建ての「京都R&Dセンター」(京都府精華町)を開設した。:日本経済新聞社[小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20210601-03]

化学メーカーの新日本理化は、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に水素の研究拠点を立ち上げた。スタートアップや異業種との協業を進め、製造時に化石燃料を使わない水素の活用や工場の動力源としての水素の利用を進める。約30億円を投じて地上3階建ての「京都R&Dセンター」(京都府精華町)を5月25日に開設した。同社は水素を化学品に添加する「水素化技術」を用いて、自動車や電気製品に使う樹脂の添加剤やコーティング剤などを生産している。新拠点では水の電気分解などで水素を製造する手法のほか、同社工場の動力源に水素や再生可能エネルギーを活用することなどを研究・開発する。他社との技術交流や共同研究を進めるためフリーアドレスのオフィスと共同実験室を設けた。三浦芳樹社長は「新拠点を脱・自前主義の象徴としたい」と話した。同社の2021年3月期の連結売上高は244億円、自己資本利益率(ROE)は3.5%だった。26年3月期にそれぞれ、360億円と8.0%に引き上げる目標を掲げる。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みと並行して、新拠点では情報・通信分野やライフサイエンス分野で付加価値の高い新素材の開発も進める。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF2895R0Y1A520C2000000/

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