仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格は2021年2月22日に約615万円をつけた。仮想通貨ETF(上場投資信託)の相次ぐ承認発表やテスラのCEOであるイーロン・マスク氏のビットコイン購入発表などを受け、仮想通貨への関心はますます高まっている。
仮想通貨は投資としてはもちろん、従来のビジネスモデルを大きく変える画期的なテクノロジーとしての側面を持っている。
本記事では、仮想通貨になじみのない人も、その仕組みから投資方法、最新の事例まで全体像を理解できるよう、難解な専門用語を避けてわかりやすく解説する。
仮想通貨とは
仮想通貨(cryptocurrency)は、インターネット上で取引される通貨のことで、暗号資産やデジタル通貨(digital currency)とも呼ばれる。日本円やアメリカドルなど、国が価値を保証する法定通貨は、紙幣や硬貨といった実体があるが、仮想通貨は電子データであるため実体がなく、日本銀行など中央銀行の公的な管理者や発行主体も存在しない。(一部管理主体がある仮想通貨も存在する。)
仮想通貨は、2009年に運用が開始されたビットコインのほか、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)といった派生の仮想通貨「アルトコイン(altcoin)」も数多く存在する。
日本国内では2017年4月1日に施行された「改正資金決済法」において、初めて仮想通貨に関する法律が制定された。これにより仮想通貨は公に認められるとともに、国による規制を受けるようになり、仮想通貨の売買を行う業者は「仮想通貨交換業者」として登録が必要になった。そして、20年5月1日施行の法改正により、仮想通貨の名称は「暗号資産」に改められた。現在は仮想通貨交換業者も正式には「暗号資産交換業者」と呼称されている。
仮想通貨の仕組み
仮想通貨の仕組みを理解するために欠かせない、4つの構成要素を解説する。
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、複数の管理者がデータを分散管理する新しいデータベースだ。「分散型取引台帳」とも呼ばれる。取引情報を格納した「ブロック」が鎖(チェーン)のように連なっていくことから「ブロックチェーン」と呼ばれる。
ブロックチェーンには、管理者不在で誰でも参加できる「パブリック型」と、特定の組織内で管理される「プライベート型」「コンソーシアム型」がある。パブリック型の場合、ネットワーク上に公開されている取引データを、ユーザーが管理・監視しているため、データの改ざんが極めて難しい。
ブロックチェーンはビットコインの開発過程において発明された技術であり、さまざまな仮想通貨に活用されているほか、IoTやフィンテックなど幅広い分野でも応用が期待されている。
仮想通貨とは? 仕組みから投資、事例までわかりやすく解説 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン

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