【第1回】なぜコンフィデンシャル・コンピューティング(機密コンピューティング)は注目されるのか、社会全体のDXに向けた切り札、コンフィデンシャル・コンピューティングの可能性を探る:野畑 壱成(LayerX)[著][小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20210716-01]

「コンフィデンシャル・コンピューティング(機密コンピューティング)」について、技術的な概要や昨今注目を集める背景などをご紹介します。さらに連載の後半では、セキュリティ分野の技術革新に留まらない、コンフィデンシャル・コンピューティングの可能性について紐解いていきます。社会全体のDXと実現に向けた課題昨今、パンデミックによるリモートワークへの移行や、人口減少による人手不足などの社会課題に対する解決策として、デジタル・トランスフォーメーション (DX) への取り組みが急速に進んでいます。そもそもデジタル・トランスフォーメーション (DX) とは何でしょうか。経済産業省によればデジタル・トランスフォーメーション (DX)とは「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」[※1]と定義されています。確かにDXは企業にとって新たなビジネスチャンスを生み出したり、競争優位性を確立したりする手段としての可能性を秘めています。しかし別の角度から見れば、DXとはデジタル技術を活用して人が担う必要のない業務やルーティンワークを効率化・自動化することで、人口減少や高齢化といった社会課題を解決。また、テレワークなど多彩な働き方を可能にしたり、多様な人の社会参画を実現したりと、より豊かに生活していくための手段であると捉えることができます。このように定義した場合、DXはビジネスモデルの変革や競争上の優位性の確立といった、個社レベルのデジタル化だけでは実現できません。なぜなら多くの企業において、日々の業務は様々な外部のステークホルダーとの関係性に依存しており、人が担う必要のない業務やルーティンワークをすべて効率化・自動化するためには、このような外部企業や顧客などの間における取引や業務フローすらも最適化、自動化し、社会全体のDXを実現する必要があるからです。ではこの社会全体のDXは具体的にどのように実現されるのでしょうか。LayerXは、社会全体のDXに必要なステップとして、4つのフェーズを定義しています。続きは本文で以下~https://enterprisezine.jp/article/detail/14615

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